浴槽の黒ずみ浴室床の黒ずみ水垢除去とコーティング施工例

浴槽の黒ずみ浴室床の黒ずみ水垢除去とコーティング施工例

浴槽の黒ずみを湿布で除去しようとして失敗して悪化させる人が最近多いです。

インターネットで「浴槽の黒ずみの落とし方」と検索するとキッチンペーパー等を重曹や洗剤に浸したものを浴槽の黒ずみに湿布する方法が紹介されている影響だと思いますが、浴槽の黒ずみが落ちないどころか、かえって洗剤を湿布したことによる浴槽の変色で悪化してしまい弊社に相談される方が増えています。その方法で上手くいくこともあるかもしれませんが、失敗しても自己責任です。不可逆的に変色してしまうと修復は不可能です。ちなみにユニットバスの取扱説明書には洗剤は速やかに洗い流さないと変色変質する場合があると書いてあります。自己所有の部屋ならまだしも借りている賃貸物件でこの方法を試すのは危険です。やめた方が良いです。インターネットには無責任な「まとめサイト」や商品を売り込むための「口コミサイト」「アフィリエイトサイト」等がありますがすべてが真実とは限りません。何でもかんでもネットの情報を鵜呑みにするのはいかがなものでしょうか。

 

 

髪から滴る毛染め液の染料による浴槽の黒ずみ

バスタブ喫水線のところにできる浴槽の黒ずみもよくあるケースです。ほとんどの方は水垢湯垢だと思っているようですが、ただの水垢湯垢だったら浴槽に浸透するほどにはならないはずで洗剤で洗えば落ちるはずです。
こういう黒ずみができる浴槽のお宅には、ある共通点が2つあります。
@入居者の誰かが美容院で髪を染めているまたは自分でヘアカラー等を使って髪を染めている。
A入浴後に湯を捨てずに翌日まで湯を溜めている
髪を染めていない方のお風呂には見られない黒ずみです。

 

つまり、次のようにに推測されます。
@髪を染めている方が入浴中に汗や髪を洗った後の水滴に混じって髪染め液の染料が浴槽にしたたり落ちる。
Aしたたり落ちた染料は微量なので肉眼では見えないが水面に浮く。見えないので本人は気付かない。
B日本人の習慣で風呂の湯は翌日まで溜める人が多い。髪染め液・ヘアカラーの染料は髪を確実に染めるために相当浸透力の強い薬品を使用している。その染料が湯船の水面に浮いた状態で翌日まで湯を溜めることで浴槽に浸透してしまう。
C最初はうっすらとした黒ずみで気がつかないが、毎日の積み重ねでヘアカラーの染料で益々濃く染まってしまう。
D素材の深いところまで浸透していると洗剤では全く落ちない酷い黒ずみになる。

 

下の写真は髪染め液・ヘアカラーによる初期の黒ずみです。この程度でも通常の洗剤では落ちないです。

浴槽の浴槽の黒ずみ

 

ここまで濃く染まると、かなり研磨しないと綺麗にはなりません。

浴槽の浴槽の黒ずみ

 

シミ抜き研磨後にコーティングを施工すればある程度は防げますが、同じような入浴方法ではいずれまた染まります。

髪を染めている方はタオル等で頭を養生して入浴するか、入浴後は直ぐ湯を抜いて掃除する事をお勧めします。

ユニットバスの取扱説明書にも記載がありますが、本来は入浴後速やかに湯を抜いて掃除するのが正しい使用方法です。

 

 

 

 

 

浴室浴槽の黒ずみ落とし水垢を除去して防汚コーティング施工事例

浴槽の黒ずみや浴室の黄ばみは特に多いご相談です。浴室浴槽にできる黒ずみや黄ばみはカビや石鹸カス湯垢水垢や経年劣化による素材の変色や髪染め液による変色などによって黒ずみます。入浴剤によっても下の写真のように黒ずみができてしまいます。最近インターネットのまとめサイトで「浴槽の黒ずみの落とし方」と検索すると、洗剤等をキッチンペーパー等で長時間湿布する方法等が掲載されていますが、素人の方にはあまりお勧めできません。なぜかというと、洗剤等を湿布することによって浴槽の素材そのものが変質変色してしまいムラができてしまい、元に戻らなくなってしまって弊社に相談が寄せられるケースが多いからです。アルカリや酸性の物で不可逆的に変色してしまうと、ほぼ元には戻らなくなります。このことは、ユニットバスの取扱説明書にも記載されています。インターネットの情報がすべて正しいとは限りません。また、浴槽の経年劣化により黒ずみができるケースも多いのですが、この場合は素人の方には経年劣化の変色なのか単なる汚れなのかを見分けられない事が多いです。汚れだと思ってゴシゴシ擦ってしまって傷を入れてしまうと、浴槽がもっと黒ずみやすくなってしまいます。経年劣化による変色の場合は擦っても削っても修復は困難です。メーカーの保障期間ならメーカーに相談しましょう。浴室浴槽の黒ずみ落としはプロにまかせることをお勧めします。

下の写真は入浴剤で浴槽の黒ずみができてしまった賃貸物件です。洗剤では落ちないので掃除屋さんはお手上げです。深く染まっている場合は弊社でも完全には修復不可能なケースもございます。

「ブラック岩塩入り入浴剤」を使用していたそうですが、借りている賃貸物件でこのような入浴剤を使い続けると、原状回復費用を請求される可能性があるのではないでしょうか。

浴槽の黒ずみ

シミ抜き研磨してから浴槽防汚コーティングを施工しました。

入浴剤による浴槽の黒ずみや変色も非常に多いケースです。よくある一般的な「バ〇ク〇ン」でも染まることがあります。深く浸透してしまうと修復不可能な場合もございます。また、「ユニットバスの取り扱い説明書」にも使ってはいけない入浴剤等が記載されています。特に白いバスタブに色つきの入浴剤を使用する場合は入浴後にすぐ湯を抜いて掃除するなどの注意が必要です。できれば浴槽と同じ色か無色透明なものを使用したほうが無難です。油分や硫黄入りの入浴剤はプラスチックの変色や黒ずみの原因になります。

下の写真は掃除不足による浴室床の黒ずみです。もらいサビ水垢湯垢せっけんカスやカビ等で黒ずんでいます。経年劣化の変色がなければ、しっかりクリーニングして風呂コーティングを施工すれば清潔感のある美しい浴室に原状回復が可能です。

 

浴室床の黒ずみが酷い状態です。

洗浄研磨してからお風呂コーティングを施工しました。

浴室の床は特に汚れやすくて、しかも目立つ箇所です。防汚コーティングで黒ずみ予防しておけば今後の原状回復も容易になります。また内見者の印象も良いでしょう。

下の写真はせっけんカス水垢湯垢にカビが繁殖してしまって黒ずんでいます。カビを長期間放置すると素材にカビの色素が深く浸透してしまい黒ずみが落ちなくなってしまいます。そうなるとユニット全交換や浴室用シートを貼るなどしなければならなくなり、原状回復費用がかさみます。こうなる前に予め防汚コーティングを施工しておくことをお勧めします。

水垢やカビで黒ずみができてしまったユニットバス

洗浄研磨してから浴室コーティングで原状回復しました。

防汚コーティングで表面保護しておけばカビによる黒ずみもある程度予防可能です。

下の写真のように目地のある床は目地の中に汚れが入り込んだまま固まってしまって黒ずみができやすい床です。白いカルキなどもたまりやすいです。掃除もしにくいし掃除してもすぐよごれて黒ずむので防汚コーティングがお勧めです。

水垢やせっけんカス等で黒ずみができてしまったユニットバス

浴室床の黒ずみ

洗浄研磨して黒ずみを落としてからシリコンのクリアーコートでコーティングしました。

塗装をしてしまうと凹凸の凸の部分の塗面がイスの足で削れて剥がれてしまいます。イスに座ったまま引きずってしまうからです。浴室用床材を貼るという方法もありますが、床材の厚みで床が高くなると脱衣所に水漏れしてしまう可能性が考えられます。防汚コートでコーティングするのが一番無難かと思います。

浴室床の黒ずみ除去後

 

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下の写真の浴槽は経年劣化で浴槽の表面が荒れてしまい、汚れが固着してしまって黒ずみができています。清掃不足も黒ずみの原因になりますが。強い力で硬い物で清掃しすぎると素材の表面が早く傷みやすくなり、黒ずみが固着しやすくなります。クレンザーやメラニンスポンジなど研磨剤入りのものを使用すると浴槽の表面に傷が入り、その傷に汚れが入り込みます。それをまたクレンザーで擦って・・・という悪循環になります。

湯垢等で黒ずみができたバスタブです。

洗浄研磨してから浴槽コーティングしました。

浴槽の黒ずみ

防汚コーティング施工後は市販の洗剤で軽く洗うだけで綺麗になります。擦り傷ができにくくなるので、黒ずみもできにくくなります。

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下の写真は汚れを長期間放置してしまって黒ずみができた浴槽です。使いっぱなしで掃除をしないとこうなります。長期間放置したカビはカビの色素が浸透してしまい修復が困難になります。こうなる前に防汚コーティングしておきましょう。

湯垢やカビで黒ずみができてしまったバスタブです。

浴槽の黒ずみ

洗浄研磨してからクリアーコートで原状回復しました。

浴槽の黒ずみ落とし後

汚れが酷いからといって早まってユニット全交換するのはもったいないです。壊れていなければまだまだ使用可能です。

 

湯垢やせっけんカスで黒ずみができてしまった浴槽です。

浴槽の黒ずみ

 

ユニットバス全体を洗浄研磨してから防汚コーティングしました。

浴槽の黒ずみ落とし後

 

 

下の写真のように喫水線に一周回ってできている黒ずみもよくあるケースです。

これは単なる湯垢水垢ではありません。美容院等で毛染め白髪染めをしている方が入浴すると、頭からポタポタ水滴や汗と一緒に髪染め液の染料がしたたり落ちます。したたり落ちた微量の染料は肉眼ではみえませんがバスタブの水面に浮きます。髪染め液の染料は髪が良く染まるように、相当浸透力の強い薬品が使われています。水面に染料の浮いた湯水を一晩溜めると、溜めている間にバスタブの素材に毛染めの染料が浸透します。一日では染まらなくても毎日の積み重ねで気付いた時にはもう洗剤等では落ちないほど染まってしまいます。

喫水線のあたりによくできる浴槽の黒ずみは毛染めしている人の髪から滴り落ちて浴槽に浸透してできます。

浴槽の黒ずみ

毛染め液は洗剤では落ちませんのでシミ抜き研磨してから防汚コーティングをします。

浴槽の黒ずみ落とし後

髪の毛を染めている人は頭にタオルを巻いて入浴するか、入浴後すぐ湯を抜いて掃除するなどきを付けないと浴槽に黒ずみができてしまいます。

 

カビやせっけんカス等で黒ずみができたユニットバス

浴室床の黒ずみ

洗浄研磨してからクリアーの防汚コーティングで原状回復しました。

浴室床の黒ずみ落とし後

 

毛染めしている人が入浴中にしたたり落ちる毛染めの色が浸透してできる浴槽の黒ずみです。

浴槽の黒ずみ

通常の洗剤では落ちないのでシミ抜き研磨後にクリアーコートでコーティングします。

浴槽の黒ずみ落とし後

 

 

 

浴槽の黒ずみには落ちない黒ずみもある

浴槽の黒ずみには、落とせる黒ずみと落とせない黒ずみがあります。

例えば下の写真の浴槽は底面にモヤモヤした模様のような黒ずみができています。汚れのようにも見えますが、良く見てみるとFRP浴槽の素材自体が変色しているのが分かります。これを磨いたり削ったりしても、この黒ずみはなくなりません。新品の時には黒ずんでなかったのに、早い場合は新品に交換して1年位で変色する場合があります。同じメーカーさんの同じ型式のユニットでも変色する物としない物があります。使用方法や使用頻度にもよるかと思いますが、いくらなんでも1年は早いように思います。メーカーさんのクオリティーの個体差なのでしょうか。ただ、メーカー保障期間の場合はメーカーのサービスセンターに相談すれば対応してもらえるでしょう。

 

バスタブの底面が黒ずみでムラになっています。また、喫水線の所で浴槽の色が2色に分かれています。お湯の温度の影響も当然あると思います。

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一見すると汚れのように見えますが、顔を近づけてよく見るとこの黒ずみは汚れではないのが分かります。

浴槽の黒ずみ

FRPプラスチックは経年劣化による変色で黒ずみが起こる場合があります。

浴槽の黒ずみ

素材の中から変色しているので、この黒ずみは削っても無くなりません。

これを汚れだと思ってクレンザーやメラニンスポンジ等で擦ってしまうと、表面に傷が入ってしまい、その傷に汚れが入り込んで黒ずみやすくなってしまいます。

これを修復するにはバスタブ交換をするか浴室塗装の専門業者に塗装してもらうしかありませんが、浴槽だけ交換できないユニットバスがほとんどなので全交換となると40万以上かかるケースが多いです。塗装にしても専門業者に依頼するとバスタブだけでも10万円位はかかりますし、実績のある熟練の職人に依頼しないと後々塗膜の剥げなどのトラブルもあると聞きます。信頼のある塗装屋さんを選びましょう。

カビを長期間放置した跡の浴室浴槽の黒ずみ

カビを長期間放置するとカビの色素が素材の深い所まで浸透して黒ずみになってしまいます。カビの浸透が浅ければカビ除去剤を併用しながら研磨して綺麗になる場合もありますが、浸透が深い場合はカビの黒ずみは薄くはなっても完全には消えない場合がございます。特にユニットバスの塩ビ壁面パネルや天井は薄いので、研磨できても0.3ミリ位しか研磨できません。完全に黒ずみを無くすには浴室用シートやパネルを貼るかユニット交換するかの選択になります。黒ずみがごく小さい物の場合はリペアー業者さんにピンポイントで塗装してもらう方法もあります。しかしピンポイントで塗装してもらうにしても数万円の費用はかかりますから、カビが生えないように予め防汚コーティングを施工しておくことをお勧めします。

 

カビ取り剤を使用してみて完全に落ちない壁面パネルのカビの黒ずみは研磨しても完全に消えない可能性が大きいです。

浴槽の黒ずみカビ

浴槽の黒ずみカビ

 

かなり黒ずみが薄くはなりましたが、あまり研磨できる程の厚みがないので、これが限界です。

浴槽の黒ずみカビ

浴槽の黒ずみカビ

カビが生えないような使い方をすれば良いのですが、賃貸物件を貸す場合は、借主がどういう使い方をするか分からないので、黒ずみができないよう予め防汚コーティングしておく事をお勧めします。

 

またシャワーホースやコーキングもカビが生えやすい箇所です。シャワーホースの裏側(壁側になっている側)は普段表からは見えないので掃除を忘れがちです。もしカビが深い場合はシャワーホースを交換したほうが得策です。コーキング部分も消耗品と割り切ってカビ取り剤で落ちない場合は新しく打ち直しをしましょう。

 

 

 

風呂の蓋で擦り傷をつけて傷に汚れが入り込んだ黒ずみ

浴槽の黒ずみ

上の写真は風呂の蓋と浴槽の縁が擦れて傷ができ、その傷の中によごれが入り込んだ浴槽の黒ずみです。

浴槽の黒ずみ

洗浄研磨して浴槽の黒ずみ落とし後に浴槽コーティングを施工しました。

風呂のふたが経年劣化等で硬くなったり浴槽との間にゴミが挟まっていると、擦れて浴槽にも傷が入り傷に汚れが入り込こんで黒ずみができてしまいます。

浴槽だけでなく風呂のふたも掃除をしておきましょう。また古くなった蓋は柔らかい新しい物に交換しましょう。

 

※弊社の浴室防汚コーティングは塗装・カラーコーティングではないので色替えはできません。またヒビ割れや深い変色は修復できない場合がございます。

 

 

 

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